「何社から見積もりを取ればいいですか」とよく聞かれます。当社は見積もりを出す側なので、答えにくい質問ではあります。🎯 それでも、正直に書いたほうがお互いのためだと思うので書きます。
🔴 先に結論 ── 社数よりも「揃っているか」
なぜ社数だけでは決まらないのか
3社から見積もりをもらって、金額が 180万・165万・140万 だったとします。140万がいちばん安い、とは言えません。
- 載せる容量(kW)が違う … 5.5kW と 4.4kW を並べても、安いほうが得とは限りません
- 工事の範囲が違う … 足場・電気工事・申請の代行が入っているかどうかで大きく動きます
- 「一式」でまとめられている … 中身が書かれていないと、何が入っているか分かりません
- 補助金を誰が申請するか … お客様ご自身で申請する前提の見積書もあります
🔴 「一式」とだけ書かれた見積書は、そもそも比較の土台になりません。金額より先に見る場所を、別の記事にまとめています。「一式」と書かれたときの読み方
🎯 比べる前に揃える5つ
各社に同じことを伝えておくだけで、見積書が並べられる形になります。
| 揃えること | 伝え方の例 | ここが違うと |
|---|---|---|
| ① 容量と枚数 | 「5kW前後で、載る枚数を書いてください」 | 🔴 kWあたりの金額が出せません |
| ② 工事の範囲 | 「足場・電気工事・申請の代行を、入れるか別かを明記してください」 | 🔴 着工後に「それは別途です」になります |
| ③ 補助金の申請 | 「申請はどちらがやりますか」 | ⚠️ 自分で出す前提の見積書は、そのぶん安く見えます |
| ④ 保証 | 「メーカー保証と、工事の保証の年数を書いてください」 | ⚠️ この2つは別のものです |
| ⑤ 支払いの時期 | 「着工前・完工後のどちらで、いくらずつですか」 | 🔴 全額前払いかどうかで、意味が変わります |
⚠️ ④の保証は、同じ「10年」でも中身が違います。メーカー保証と工事保証は、何が違うのか
社数の目安
🎯 2〜3社が現実的だと考えています。理由は2つあります。
- 1社だけだと、金額が相場からどれだけ離れているか分かりません
- 🔴 逆に5社・6社になると、お客様の負担が大きくなります。どの会社も現地調査に来るので、そのたびに立ち会いが要ります。見積書を読み比べる時間も増えます
⚠️ 「3社が正解」と申し上げるつもりはありません。揃った見積書が2通あれば、それで判断できることも多くあります。
🔴 相見積もりで起きがちなこと
見積もりを出す側にいると、よく見かける形があります。
| よく見かける形 | どう受け取るか |
|---|---|
| 「他社さんより安くします」だけの値引き | ⚠️ 何を削って安くしたのかを聞いてみてください。枚数・工事範囲・保証のどこかが変わっていることがあります |
| いちばん安い見積書に、足場が入っていない | 🔴 屋根に載せる工事で足場が要るかどうかは、高さと勾配で決まります。「入っていない」のか「要らない」のかを確かめてください |
| 「今日決めていただければ、この金額で」 | 🔴 その場で決める必要はありません。相見積もりを取っている最中なら、なおさらです |
| 補助金の額が、各社で違って書かれている | ⚠️ 制度は市町ごとに決まっているので、本来は同じ額になります。違うときは、どちらかが古い情報を使っています |
🔴 3つめについては、別の記事に詳しく書いています。その場で決めないための3つ
当社に声をかけていただくとき
🎯 他社の見積書をお持ちいただいて構いません。「この項目は何ですか」「これは入っていますか」を、その場でご説明します。⚠️ 他社の金額を見てから当社の金額を決める、ということはしません。先に当社の見積書をお出しします。
当社は太陽光・蓄電池のほか、外構工事と改修工事も自社でやっています。🎯 そのため「屋根も外構も一緒にやるなら、順番をこうすると1回で済みます」といった話まで含めてお出しできます。足場が建っているうちに、何を一緒に見ておくか
現地調査とお見積りは無料です
🎯 「まだ各社から話を聞いている段階」で構いません。上の5つを揃えた形でお出ししますので、そのまま他社の見積書と並べていただけます。