駐車場を土間コンクリートにしたい。 外構のご相談で、いちばん多いもののひとつです。
見積りは「土間コンクリート 一式」で出てくることが多いのですが、ここには決めるべきことが5つあります。決めずに進めると、出来上がってから「こんなはずでは」となります。
🔴 まず、ひび割れは避けられません
コンクリートは固まるときに縮みます。 気温でも伸び縮みします。車が載れば力もかかります。だから、ひび割れないコンクリートはありません。
これを前提にすると、答えが変わります。「ひび割れないように作る」のではなく、「どこに入るかを決めておく」のです。
目地(めじ)は、そのためにあります
決めておく5つ
| 決めること | なぜ |
|---|---|
| 厚みと補強 | 人が歩くだけの場所と、車が載る場所では別物です。中に金網(ワイヤーメッシュ)や鉄筋を入れるか、どの高さに入れるかまで決まります |
| 水の行き先 | 平らに打つと水が溜まります。どちらへ流すか、道路側か、排水桝へつなぐか。🔴 隣の敷地へ流すのは揉めるもとです |
| 目地の位置 | 上記。ひび割れをどこへ逃がすか |
| 表面の仕上げ | つるつるに仕上げる(金ゴテ)と見た目はきれいですが、濡れると滑ります。ほうきで筋を付ける(刷毛引き)と滑りにくくなります。駐車場は刷毛引きが基本です |
| いつから車を載せられるか | 打ってすぐは載せられません。数日から、車なら1週間以上みておくのが安全です。季節と気温で変わるので、その場でお伝えします |
その下も見えていますか
コンクリートそのものより、下の地面の作り方で持ちが決まります。
- 掘って、要らない土を出す … 元の地面が柔らかいまま打つと、あとから沈みます
- 砕石を入れて、機械で突き固める(転圧) … ここを省くと、数年で割れて沈みます。仕上がった後からは見えません
- 古い基礎やガラが残っていないか … デッキや塀を壊したあとは、束石や基礎が埋まっていることがあります。残したまま埋めると、そこだけ沈みません。周りが沈んで段差になります
解体から続けてお受けできます
🎯 段差をなくしたい、というご相談が増えています
土間コンクリートは、「車を停める」ためだけのものではありません。
玄関までの立ち上がりが高くて、ご家族が上がりにくい。車椅子で通りたい。 こうしたとき、花壇や立ち上がりを撤去して、一面を平らな土間にするという形が効きます。
スロープには勾配の決まりがあり、高さ58cmを1/12の勾配で処理しようとすると、水平に7m必要になります。 敷地の広さによっては現実的ではありません。段差そのものを無くしてしまうほうが、結果的に短く収まることがあります。
- 車の乗り降りの場所から玄関までが、本当の動線です。そこを先に見ます
- 掃き出し窓の敷居の高さも測ります。庭へフラットに出られるかが変わります
- 雨の日に水が溜まらないか … 平らにすると水が逃げません。わずかな勾配を付けます
「一式」の見積りは、一度止めてください
土間コンクリートの見積りは、面積 × 単価で出てくることがほとんどです。 そこに厚み・補強・目地・仕上げ・下の作り方が書かれているかを見てください。 書かれていなければ、聞けば答えてもらえます。
当社は、見てから必要な仕様をお伝えします。 千葉県柏市・茨城県取手市・長崎県大村市から伺います。現地調査とお見積りは無料です。その場での契約はお願いしません。