当社は長崎県大村市に本社があります。地元のお客様からのご相談が最も多い市です。 だからこそ、はっきりお伝えしなければならないことがあります。
大村市の太陽光・蓄電池の補助は、2026年度分の受付が終了しています
「去年、近所の方が使えたと聞いたので」というご相談をいただくことがあります。補助金は年度ごとに作り直され、予算が尽きればその年は終わりです。去年あったことは、今年あることの保証にはなりません。
大村市だけではありません
長崎県の公表内容によると、2026年度分の受付を終了しているのは次の6市町です。
| 県 | 受付を終了している市町 |
|---|---|
| 長崎県 | 佐世保市・島原市・諫早市・大村市・雲仙市・佐々町 |
| 佐賀県 | 鳥栖市・嬉野市・神埼市 |
県央・県北の主要な市が並んでいます。人口の多い市ほど申請が集中し、早く枯れるという傾向がはっきり出ています。
長崎県内で、まだ受付中の市町
一方で、長崎県内にはまだ受付中の市町が14あります。 制度の枠組みは同じ「地域脱炭素移行・再エネ推進交付金(重点対策加速化事業)」で、 補助は太陽光が5万円/kWまたは7万円/kW、蓄電池が費用の1/3です。
| 締切 | 市町 |
|---|---|
| 2026年10月30日 | 松浦市(企業向け)・時津町・西海市・対馬市・長与町・南島原市・新上五島町・川棚町・小値賀町・壱岐市 |
| 2026年11月30日 | 長崎市 |
| 公表なし(受付中) | 東彼杵町・波佐見町・平戸市 |
10月30日が締切のものが10市町あります
大村市にお住まいの方が、いま使えるもの
① 国の「給湯省エネ2026」
市町村の制度が終わっていても、国の制度は別枠です。エコキュートなどの高効率給湯器を対象とした「給湯省エネ2026」は、 2026年8月時点で受付中です。2026年12月31日、または予算満了までとされています。
太陽光や蓄電池と同時に給湯器を更新される場合は、こちらが使えることがあります。電気でお湯を沸かす設備なので、太陽光との相性も良い組み合わせです。
② 次年度の公募に備える
国の蓄電池DR補助金は、2026年3月24日に始まり5月29日に予算満了で終了しました。開始を1週間見逃すだけで、その年は不利になります。
当社では九州各県・各市町村の公募ページを毎朝自動で確認し、「終了」から「受付中」へ変わった瞬間を掴む仕組みを動かしています。 次の公募が始まったらすぐ動けるよう、現地調査とお見積り、必要書類だけ先に用意しておくという進め方ができます。 調査も見積りも無料です。
③ 補助金を待たずに判断する
身も蓋もない話ですが、補助金が無くても成り立つかどうかを一度計算してみる価値はあります。
2026年度の売電価格は1〜4年目が24円/kWh、5〜10年目が8.3円/kWh。 一方で買う電気は30円台です。自家消費を中心に設計すれば、 補助金が無くても電気代の削減で成り立つご家庭はあります。補助金は「あれば早く回収できる」もので、「無ければ意味がない」ものではありません。
大村市で太陽光を載せるとき、知っておいたほうがよいこと
補助金の話だけで終わらせると、判断の材料が足りません。当社は大村市に本社があります。地元でしか分からないことを書きます。
① 大村湾に面している ── 塩害の判定が要ります
大村市は市街地から海までが近い地域があります。パネルもパワーコンディショナも金属を使っているため、潮風が当たり続けると外側から錆びていきます。
メーカーの多くは「海岸から◯m以内は保証の対象外」という線を引いており、 500m以内を外しているところが目立ちます。⚠️ 当社では、まず住所から海岸までの距離を測り、その距離で保証が効く機種の中からご提案します。どのメーカーも保証を出さない立地では「載せないほうがよい」と申し上げます。
② 屋根材で、費用も工法も変わります
🔴 長崎県は瓦屋根のお宅が多い地域です。大村市も例外ではありません。 瓦は、スレートより手間がかかります。瓦を1枚ずつ外し、支持金具を垂木に留め、瓦を欠き取って戻す作業になるためです。
⚠️ 見積りが他社より極端に安いときは、工法を確かめてください。瓦の上から直接ビスを打つやり方は手間がかかりませんが、瓦が割れて雨が入ります。
③ 出力制御は、ご家庭には関係ありません
「九州は出力制御が多いから太陽光は損」と言われることがあります。 🔴 これは事業用(10kW以上)の話です。ご家庭に載せる10kW未満の設備は、九州電力管内でも出力制御の対象になっていません。心配して見送るのは、もったいない判断です。
④ 台風 ── 飛ぶ原因は、製品ではなく施工
パネルが飛んだという話の原因の多くは、屋根への固定のしかたです。垂木(たるき)ではなく野地板だけにビスを打っている施工は、引き抜かれます。 当社は施工前に下地の位置を確かめ、どこに何本打つかを決めてから始めます。
大村市のお隣は、まだ受付中のところがあります
大村市は終了していますが、長崎県内には受付中の市町が14あります。⚠️ 諫早市は大村市と同じく終了していますが、時津町・長与町・川棚町などは受付中です(2026年8月時点)。
🎯 大村市外に物件をお持ちの方、ご実家が県内の別の市町という方は、そちらが使えることがあります。お住まいの市町村を伺えば、その場でお調べします。
大村市で工事を頼むとき、確かめてほしいこと
- 電気工事の登録があるか … 太陽光・蓄電池の設置には、分電盤への接続など 電気工事士でなければ行えない作業が含まれます。 当社は登録電気工事業者(長崎県知事登録 第2026052号)です
- 見積書に何が含まれていないか … 足場・分電盤の交換・申請の手間・パワーコンディショナの交換時期(10〜15年で1回・20〜35万円ほど)
- どこを自社でやり、どこを外に出すのか … 言えない会社は、現場を把握していない可能性があります
🔴 現地調査とお見積りは無料です。大村市はもちろん、九州全域どこでも変わりません。 屋根に上がるのが危ないお宅では、ドローンで撮って確かめます。当社は国土交通省 大阪航空局の飛行承認(人・物件から30m未満)を受けています。
🔴 お隣の諫早市も、受付を終了しています
当社が地元でやっていること
- 「大村市の補助金は終わっています」と最初にお伝えします。期待させたまま話を進めることはしません
- 近隣の市町にお住まいの方には、その市町でいま使えるものをお調べします
- 国の制度で使えるものがないかもあわせて確認します
- 次の公募が始まったときにすぐ動けるよう、先に準備しておく段取りをご提案します