エコキュートの補助金、予算はあと6割。いつまでに動けばよいか

給湯省エネ2026事業の予算消化率は39%(2026年8月24日 午前0時時点・公式発表)。太陽光と蓄電池の国の補助が終わったいま、確実に使える数少ない制度です。最大14万円の内訳、2つの期限、撤去加算が先に尽きる理由まで書きました。

補助金2026年8月24日8分で読めます

2026年、太陽光と蓄電池の国の補助金はどちらも終わりました。蓄電池のDR補助金は3月24日に始まり、5月29日に予算満了で終了しています。

🎯 そのなかで、いま確実に使える国の制度がひとつあります。給湯器を対象とした「給湯省エネ2026事業」です。

🎯 予算の残りを、公式が毎日公表しています

2026年8月28日 午前0時時点で、予算に対する申請額の割合は 40%。まだ6割ほど残っています。⚠️ ただし「予算上限に達し次第、受付を終了します」と明記されています。 🔴 締切より先に予算が尽きる形は、市町村の補助金とまったく同じです。

予算は570億円(令和7年度補正予算)。この数字は毎日午前中に更新されます。当社では現地調査のときに、その日の割合をお伝えしています。

いくらもらえるのか ── 最大14万円の内訳

「14万円もらえます」と言い切る広告を見かけますが、正確ではありません。3つを足した上限の額です。

何に対して金額条件
① 本体(エコキュート)7万円/台対象として登録された機種であること
② 性能加算2万円 または 3万円/台⚠️ 機種によって額が変わり、付かない機種もあります
🎯 ③ 撤去加算2万円 または 4万円/台🎯 古い電気温水器や電気蓄熱暖房機を撤去する場合

🔴 ①+②+③がそろって、はじめて14万円です。⚠️ 撤去するものが無いお宅では、③は付きません。お宅ごとに額が変わるので、当社は必ず内訳を書いてお出しします。

⚠️ 台数の上限もあります。戸建住宅はいずれか2台まで

🔴 撤去加算のほうが、先に尽きます

ここは見落とされがちです。撤去加算には、別枠の予算が組まれています。

予算2026年8月28日時点の消化率
事業全体570億円40%
🔴 撤去加算だけの枠36億円🔴 20%

⚠️ いまは撤去加算のほうが余裕がありますが、枠そのものが小さい(570億円に対して36億円) ことは頭に入れておいてください。撤去加算は、この枠が尽きた時点で終わります。本体の補助が残っていてもです。

🎯 古い電気温水器を外して入れ替えるお宅は、この差が4万円になります。該当するなら、動くのは早いほうが確実です。

⚠️ 期限は2つあります

いつまで
交付申請予算上限に達するまで(遅くとも2026年12月31日
🔴 交付申請の「予約」予算上限に達するまで(🔴 遅くとも2026年11月16日

⚠️ 予約のほうが1か月半ほど早く締まります。工事の日程が先になる場合は、先に枠を押さえておく形になります。

🔴 着工の日にも決まりがあります

着工が2025年11月28日以降であることが条件です。 ⚠️ それ以前に工事を始めていたお宅は、対象になりません。🔴 「先に工事をして、あとから申請」はできないという点は、 市町村の補助金と同じ考え方です。着工前申請の話

🔴 登録された事業者でないと、申請できません

この制度は、お客様がご自分で申請するものではありません。国に登録された「給湯省エネ事業者」が、お客様に代わって申請します。

🎯 当社は登録事業者です(登録番号 S300619)。⚠️ 見積りを取るときは「この制度の登録事業者ですか」と必ず聞いてください。登録していない会社では、そもそも申請ができません。

⚠️ また、補助金はいったん事業者に交付され、そこからお客様へ還元される仕組みです。還元のしかたは「工事代金に充当する」か「現金でお支払いする」かのどちらかを、 あらかじめ決めておく必要があります。 🔴 ここを曖昧にしたまま契約しないでください。当社は見積書に明記しています。

🎯 太陽光と組み合わせると、意味が変わります

エコキュートは電気でお湯を沸かす設備です。 だから太陽光との相性が良い、とよく言われます。

⚠️ ただし、ここは正確に理解しておいたほうがよいところです。

  • 多くのエコキュートは、電気の安い深夜に沸かす設定になっています。この設定のままだと、太陽光で作った電気は使いません
  • 🎯 「昼に沸かす」設定に変えると、太陽光の電気を使えます。機種によっては、天気予報を見て自動で切り替えるものもあります
  • 🔴 いまは売る値段より買う値段のほうが高いので、昼に沸かすほうが得になる場面が増えました。2026年度の売電は1〜4年目が24円/kWh、5〜10年目が8.3円/kWh。買う電気は30円台です
  • ⚠️ ただし、ご家族の使い方によります。当社は検針票を見せていただいてから、どちらがよいかをお答えしています

オール電化にすると本当に安くなるのか

⚠️ 市町村の補助金と、両方使えることがあります

国の制度と、お住まいの市町村の制度は別枠です。両方の条件を満たせば、併用できる場合があります。

⚠️ ただし「同じ費用に対して二重に受け取ることはできない」という決まりを持つ制度が多く、市町村ごとに扱いが違います。🔴 ここを確かめずに両方申請すると、あとで返還を求められることがあります。

🎯 当社は九州6県の市町村の受付状況をまとめて公開しています。いま受付中の補助金を見る

まとめ

  • 🎯 予算はまだ6割残っています(消化率40%・2026年8月28日 午前0時時点)。 ⚠️ ただし予算上限に達し次第、終了
  • 🔴 「14万円」は上限。本体7万円+性能加算+撤去加算の合計で、お宅ごとに変わります
  • 🔴 撤去加算は別枠36億円。本体より先に尽きる可能性があります
  • ⚠️ 予約は11月16日、申請は12月31日が最終期限。着工は2025年11月28日以降
  • 🔴 登録事業者でないと申請できません。当社は登録番号 S300619
この記事の数字は、2026年8月28日に給湯省エネ2026事業の公式サイトで確認したものです。予算の消化率は毎日午前中に更新されます。現地調査のときに、その日の最新の割合をお伝えします。調査もお見積りも無料です。

お住まいの条件で調べます

現地調査とお見積りは、九州全域どこでも無料です。使える補助金があるかどうかも、あわせてお調べします。