ウッドデッキを作るとき、最初に決めるのが材料です。天然の木にするか、樹脂(人工木)にするか。
カタログには、どちらにも良いことが書いてあります。 当社は新しく作るご依頼と同じくらい、古いデッキを解体するご依頼をいただきます。壊すときに、どこから傷んでいたかが見えます。そこからお話しします。
まず、よくある比べ方
| 天然木 | 人工木(樹脂) | |
|---|---|---|
| 見た目・足ざわり | 本物の木。裸足で気持ちがよい。経年で色が変わります | 均一できれい。近くで見ると人工物だと分かります |
| 手入れ | 🔴 定期的な塗装が要ります。やらないと一気に傷みます | ほとんど要りません。水で洗う程度 |
| 夏の熱さ | 木は熱がこもりにくく、裸足でも歩けることが多い | 🔴 日なたではかなり熱くなります。小さなお子様やペットがいるお宅では要注意 |
| 費用 | 材によります。安いものから高いものまで幅があります | 天然木の中くらいの価格帯に近いことが多いです |
| 持ち | 手入れ次第。やめた途端に短くなります | 腐りはしませんが、色あせと反りは出ます |
天然木にも2種類あります
🎯 ここからが本題です ── 傷むのは、表面の板からではありません
解体のご依頼で古いデッキを壊すとき、上に乗っている板はまだ使えるのに、下が駄目になっていることがよくあります。
- 束(つか) … デッキを地面から支えている柱です。地面に近いので、いちばん先に腐ります
- 根太(ねだ) … 板を受けている横木。水が溜まりやすく、上から見えません
- 金物とビス … 錆びて痩せます。板がしっかりしていても、留まっていなければ沈みます
- 束石と地面 … そもそも基礎が沈むと、デッキ全体が傾きます
つまり「デッキ材を何にするか」より、「下をどう作るか」のほうが、持ちを決めます。人工木を使っていても、下地が木のままなら、下から傷みます。
お見積りで確かめていただきたいこと
選び方は、4つの質問で決まります
| 伺うこと | 答えで変わること |
|---|---|
| 塗り直しをご自分でなさいますか | やらない前提なら人工木が現実的です |
| 裸足で使われますか | 夏の熱さがあるので天然木に寄ります。日よけを足す手もあります |
| 何年使うお考えですか | 10年か20年かで、下地にかける費用の答えが変わります |
| 日当たりと風通しは | 北側で湿気がこもる場所なら、天然木は不利です |
「もう使っていない」なら、撤去も選べます
デッキが古くなったとき、作り直すだけが答えではありません。使わなくなったデッキを撤去して、土間コンクリートにするというご相談も増えています。
- 掃除と手入れが要らなくなります
- 段差が無くなるので、歩きやすくなります(車椅子をお使いのご家族がいるお宅では、ここが効きます)
- 駐車場や物置の場所として使えます
🔴 ただし撤去したあとをどうするかを、先に決めてください。基礎をどこまで取るかが変わります。束石を残したまま埋めると、数年後に地面が沈みます。
千葉県柏市・茨城県取手市・長崎県大村市から伺います。作る・直す・壊す、どれもご相談ください。現地調査とお見積りは無料です。