「屋根が浮いています」と訪ねてきた人に、どう答えるか

無料点検を申し出る訪問に、その場でどう応じればよいか。屋根に上がらせない、写真の見かたを確かめる、その場で契約しない。この3つを順に説明します。あわせて、当社が屋根に上がらずドローンで撮っている理由と、点検の費用の相場も書きました。

判断のしかた2026年8月24日8分で読めます

「近くで工事をしていまして、お宅の屋根が少し浮いているのが見えました」

「無料で点検しますよ」

このご相談を、実際にいただきます。 🔴 屋根の工事をしている側から、正直に書きます。

🔴 先に ── 訪問してくる会社が全部だめ、という話ではありません

まじめに回っている会社もあります。だめなのは「その場で判断させようとするやり方」のほうです。🎯 ここから書くのは、相手を疑う方法ではなく、確かめる方法です。

🎯 その場でやること ── 3つだけ

🔴 ① 屋根に上がらせない

これがいちばん大事です。

⚠️ 屋根に上がられると、そのあとの話がすべて相手の言い分になります。ご自分では上がって確かめられないからです。

🔴 さらに、上がった人が瓦を踏んで割ることがあります。それが元々の傷みなのか、上がったときのものなのか、区別がつきません。

「今日は結構です」で十分です。理由を説明する必要もありません。

② 写真を見せられたら、こう聞く

すでに撮った写真を見せられることがあります。 🎯 そのときに聞くのは、この一言です。

🎯 「これは、うちの屋根のどこですか」

方角と場所を答えられるかを見ます。⚠️ 「北側の棟のところです」のように具体的に答えられるなら、実際に見ています。あいまいな答えしか返らないときは、その写真はお宅のものではない可能性があります。

🎯 もうひとつ、有効な聞き方があります。

「引きの写真も見せてください」

⚠️ 傷んだ箇所の寄りの写真だけでは、どこの屋根か分かりません。家全体が写った写真と並べて見れば、お宅の屋根かどうかは一目で分かります。

③ その場で契約しない

「家族と相談します」で終わらせてください。🔴 今日でなければならない工事は、雨漏りが起きている場合を除いてありません。

⚠️ もし契約してしまっても、訪問販売なら書面を受け取った日から8日間は無条件でやめられます。理由も違約金も要りません。クーリング・オフのやり方

判断に困ったら、消費者ホットライン「188」(いやや)に電話すれば、 お住まいの地域の相談窓口につながります。

⚠️ 「無料」の意味を、はっきりさせておく

点検が無料であること自体は、おかしなことではありません。当社も無料です。

🔴 問題になるのは「点検のあと」です。

聞くことなぜ聞くか
「点検の結果は、書面でもらえますか」🎯 書面に残す会社は、根拠のない指摘をしにくくなります
「うちで工事しなくても、結果はもらえますか」⚠️ もらえないなら、それは点検ではなく営業です
「足場を組まずに見られますか」⚠️ 足場が要る点検は、その時点で費用が発生します
🔴 「保険で直せます、と言っていませんか」🔴 火災保険は「自然災害による損害」が対象です。経年の傷みは対象外。⚠️ ここを混ぜて説明されたら、いったん止めてください

🎯 当社が、屋根に上がらない理由

当社は、まずドローンで撮ります。

  • 🔴 屋根を踏まないので、傷めません。とくに瓦は踏むと割れます。長崎は瓦のお宅が多い地域です
  • 🎯 撮った映像を、その場でお客様と一緒に見られます。「ここが傷んでいます」を、画面を指しながらご説明できます
  • 棟の上や、谷の部分など、人が乗ると危ないところも撮れます
  • ⚠️ 足場を組む前に、直す範囲を決められます。組んでから「思ったより広かった」となると、追加の見積りが出ます

🎯 屋根に寄って撮るには、国の承認が要ります

ドローンは、人や建物から30m以上離すのが原則です。🔴 屋根に寄って撮るには、この距離の中で飛ばす承認が要ります。当社は国土交通省 大阪航空局の飛行承認(人・物件から30m未満)を受けています。⚠️ 承認が無いまま屋根に寄せて飛ばすことはできません。ドローンで点検すると言われたら、承認の有無を聞いてみてください。

ドローン点検について

⚠️ 点検の費用は、いくらが普通か

「無料」と言われると、かえって不安になる方もいらっしゃいます。相場を書いておきます。

やりかた費用の目安
目視(地上から・はしごから)多くの会社が無料
🎯 ドローンで撮る無料〜数万円。⚠️ 会社によって差があります(当社は無料)
足場を組んで、間近で見る🔴 足場の費用がかかります。工事とセットで考えるもの
赤外線カメラでの調査⚠️ 有料のことが多い。雨漏りの経路を探すときなど

🔴 無料であること自体は、判断の材料になりません。そのあと何を渡してくれるかを見てください。

台風・地震のあとは、話が変わります

⚠️ 災害のあとは、点検してもらう理由が実際にあります。九州は毎年のように台風が通ります。

  • 🎯 この場合は、火災保険が使えることがあります。自然災害による損害が対象だからです
  • ⚠️ ただし「保険が下りるので自己負担0円です」と断定する説明は、うのみにしないでください。判断するのは保険会社です
  • 🔴 自分から呼んだ会社に見てもらうのが、いちばん安全です。向こうから来た会社を断ることは、点検を諦めることではありません

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まとめ

  • 🔴 屋根に上がらせない。上がられると、話がすべて相手の言い分になります
  • 🎯 写真を見せられたら「これはうちの屋根のどこですか」「引きの写真も見せてください」
  • ⚠️ その場で契約しない。「家族と相談します」で十分
  • 🎯 点検が無料なこと自体は問題ではありません。「工事しなくても結果をもらえるか」を聞いてください
  • 🔴 火災保険は自然災害が対象。経年の傷みは対象外です
  • ⚠️ 困ったら 188(消費者ホットライン)

🔴 当社は、こちらから訪問して点検を勧めることはしていません。お問い合わせをいただいてから伺います。現地調査もお見積りも無料で、他社のお見積りを見せていただくだけでも構いません。

⚠️ 直す必要がないときは「いま直さなくてよいです」と申し上げます。その判断も含めて、撮った映像をお見せしながらご説明します。

お住まいの条件で調べます

現地調査とお見積りは、九州全域どこでも無料です。使える補助金があるかどうかも、あわせてお調べします。