太陽光と外壁塗装、どちらを先にやるべきか

順番を間違えると、あとでパネルを外して塗り、また載せ直すことになります。この脱着だけで数十万円。屋根の状態と太陽光の予定から、どちらを先にすべきかを表で整理しました。足場を1回で済ませる考え方も書きました。

判断のしかた2026年8月24日8分で読めます

「そろそろ外壁の塗り替えを」と考えている。同時に「太陽光も気になっている」。このご相談は、実際によくいただきます。

🔴 ここで順番を間違えると、あとで余計な費用が出ます。しかも、その費用は順番を変えるだけで丸ごと消えます。

🔴 いちばん高くつく順番 ── 太陽光を先に載せて、あとから塗る

パネルを載せた屋根は、そのままでは塗れません。一度すべて外して、塗って、また載せ直すことになります。 🔴 この脱着だけで数十万円かかります。⚠️ さらに足場も2回組むことになります。

🎯 判断の表 ── お宅の状態で決まります

「どちらが先か」に、ひとつの正解はありません。屋根と外壁があと何年もつかで決まります。

屋根・外壁の状態🎯 おすすめの順番なぜ
🔴 5年以内に塗り替え・葺き替えが要りそう🎯 先に屋根と外壁。そのあと太陽光🔴 脱着の数十万円が丸ごと消えます。足場も1回で済みます
最近やった(5年以内)🎯 太陽光を先に次の塗り替えまで10年前後あるので、そのときに考えれば十分です
🎯 ちょうど今が塗り替えの時期🎯 同時にやる🎯 足場が1回で済みます。いちばん無駄が少ない形
判断がつかない⚠️ 先に見てもらう屋根はご自分では見えません。上がるのが危ないお宅ではドローンで撮ります

🎯 足場を1回にまとめる ── ここがいちばん効きます

足場は、工事のたびに組んで、ばらします。屋根の形と立地で変わりますが、決して小さい額ではありません。

🎯 足場を組んでいる間にできることは、まとめてやるのが得です。

  • 外壁の塗装
  • 屋根の塗装、または葺き替え
  • 太陽光パネルの設置
  • 雨どいの交換
  • ベランダの防水
  • ⚠️ 屋根の点検 … 台風のあとに気になっているところ

⚠️ ただし「全部やりましょう」とは申し上げません。いま要らないものを足せば、そのぶん金額は上がります。🎯 当社は「いま要るもの」と「次の足場のときでよいもの」を分けてお出しします。

⚠️ 屋根の種類で、話が変わります

屋根材塗装太陽光との関係
スレート(カラーベスト)✅ 塗ります⚠️ 塗ってすぐパネルを載せると、塗膜を傷めます。順番と乾燥期間の相談が要ります
🔴 瓦🔴 基本は塗りません瓦そのものは長持ちします。⚠️ 傷むのは漆喰と下地。長崎は瓦が多い地域です
金属(ガルバリウムなど)✅ 塗ります⚠️ 穴をあけずに留められる工法があるため、載せる前に工法を確かめます

🔴 「屋根塗装が要るかどうか」は、屋根材で答えが変わります。⚠️ 瓦のお宅に「屋根も塗りましょう」と勧める業者には、理由を聞いてください。屋根材で工法も費用も変わります

🔴 補助金の締切と、屋根の寿命がぶつかったら

これは実際に起きる悩みです。

「補助金の受付が今月で終わりそう。でも屋根はあと数年で葺き替えたい」。どちらを取るか、という問題になります。

🎯 補助金を取りにいってよい場合屋根があと10年はもつと判断できるとき。 補助金は年度ごとに作り直され、次があるとは限りません
🔴 見送ったほうがよい場合🔴 屋根が数年で限界というとき。補助金でいくら安くなっても、脱着と足場でそれ以上かかることがあります

⚠️ 当社は、この計算を数字でお出しします。「補助金がもらえるから今すぐ」とは申し上げません。やめたほうがいい家の条件

⚠️ 塗装だけ先にやって、数年後に太陽光 ── これは可能です

よくある進め方です。問題ありません。ただし塗装のときに、先の予定を伝えておいてください。

  • 🎯 「数年後に太陽光を載せるかもしれない」と伝えておく … 屋根の下地の状態を、そのときに見て記録できます
  • ⚠️ 下地(垂木)の位置を控えておいてもらうパネルは垂木に留めます。あとで探す手間が減ります
  • 分電盤に空きがあるかも、ついでに見ておく … 空きが無いと交換が要り、費用が変わります

🔴 塗装業者と太陽光業者が別々だと、この引き継ぎが起きません。当社は両方を自社でやっているので、記録がそのまま残ります。

⚠️ 「今なら足場代が無料」と言われたら

訪問販売でよく使われる言い方です。 🔴 足場は必ずかかる費用なので、本当に無料になることはありません。どこかに入っているだけです。

⚠️ 「この見積りに入っていないものを全部書いてください」と聞くのが、いちばん早い確かめ方です。その場で決めないための3つ

長崎・九州で、もうひとつ見ること

  • 🔴 海が近いと、塗り替えの周期が短くなります。潮風が当たり続けるためです。⚠️ 塗料の選び方も変わります
  • 台風 … 毎年のように通ります。 ⚠️ 塗装のついでに、屋根の留め方も見ておくと安心です
  • ⚠️ 坂の多い土地(長崎市・佐世保市など)… 足場を立てる地面が傾いており、平地より手間がかかります

まとめ

  • 🔴 いちばん高くつくのは「太陽光を先に載せて、あとから塗る」。脱着だけで数十万円、足場も2回
  • 🎯 5年以内に塗り替えが要りそうなら、先に屋根と外壁
  • 🎯 ちょうど時期なら同時に。足場が1回で済みます
  • ⚠️ 瓦は基本、塗りません。屋根材で答えが変わります
  • 🔴 補助金の締切より、屋根の寿命を先に見てください

現地調査とお見積りは無料です。🔴 まず屋根の状態を見て、順番からご提案します。上がるのが危ないお宅ではドローンで撮ります。当社は国土交通省 大阪航空局の飛行承認(人・物件から30m未満)を受けています。

お住まいの条件で調べます

現地調査とお見積りは、九州全域どこでも無料です。使える補助金があるかどうかも、あわせてお調べします。