材料だけ仕入れて自社で施工するとき、保証はどう考えるか

メーカー保証がそのまま付くとは限りません。施工IDや認定店の条件、保証書が誰の名前で出るか、不具合のとき誰が窓口になるか。施工もしている立場から、仕入れる前に確かめておくことを整理しました。

判断のしかた2026年10月4日約6分で読めます

「材料だけ分けてもらえますか。施工はうちでやります」。 工務店様や電気工事店様から、よくいただくお話です。もちろんお分けします。

そのうえで、仕入れる前にひとつだけ確かめておいていただきたいことがあります。保証が、思っている形で付かないことがあるという点です。

保証は1つではありません

太陽光や蓄電池の工事で「保証」と呼ばれているものは、少なくとも3つに分かれます。どれが誰から出るのかを分けて考えないと、話が噛み合いません。

何の保証か誰が出すか何を見るか
機器の保証メーカー機器そのものが壊れたとき。出力保証と機器保証で年数が違うことがあります
施工の保証工事をした会社雨漏り・取付不良など。工事をした会社が自分で出すものです
メーカーの施工保証メーカー🔴 メーカーが認めた施工店が、決められた工法で施工した場合にだけ付くことがあります

いちばん気をつけるのは3つめです

機器を買えば①は付きます。②は施工した会社が出すものです。しかし③は「誰が、どう施工したか」で変わります。材料だけを仕入れて自社で施工する場合、ここが一番の分かれ目になります。

仕入れる前に確かめておく4つ

① 施工IDや認定店の条件があるか

メーカーによっては、登録した施工店が施工したときだけ保証を出すという形にしています。 研修を受けて番号をもらう、という仕組みのところもあります。

材料を買った会社と、施工した会社が違う場合に、保証がどうなるか。ここはメーカーごとに考え方が違うので、仕入れる前にご確認ください。 当社にご相談いただければ、その機種について分かる範囲でお伝えします。

② 保証書が誰の名前で出るか

保証書の「施工店」欄に誰の名前が入るのか。お客様が将来そこへ連絡することになります。材料を売った会社の名前が入るのか、施工した会社の名前が入るのか。 ここが曖昧なまま引き渡すと、数年後に困るのはお客様です。

③ 不具合が出たとき、誰が最初の窓口になるか

発電量が落ちた、エラーが出た、という連絡は施工した会社に来ます。そこからメーカーへ上げる流れになるのが普通です。

材料だけを買った場合、その連絡はどこへ行くのか。当社から材料をお分けした場合でも、 お客様と契約されているのは施工された会社様です。 最初の窓口は施工店様になるのが自然な形だと考えています。

④ 保証の対象機種かどうか

補助金と同じで、保証にも「対象の型番」があることがあります。 同じシリーズでも、容量や年式で扱いが変わることがあります。 型番を決めてから仕入れるほうが、あとで差し替えずに済みます。

当社が材料をお分けするときにお伝えしていること

  • 保証の条件は、機種ごとにメーカーへ確かめてからお伝えします。「たぶん付きます」とは申し上げません
  • こちらで把握できていないことは、できていないと申し上げます。曖昧なまま出荷して、あとで保証が付かなかった、というのがいちばん困ります
  • 施工の納まりについては、現場の言葉でお答えできます。当社は自社で施工もしているためです
  • 1台からご相談いただけます。まとまった数でなくて構いません

なぜ施工もしている会社から買うと話が早いのか

卸だけをしている会社に「この屋根材だと、どの工法になりますか」と聞いても、 答えが返ってこないことがあります。売ることが仕事だからです。

当社は長崎県大村市の本社と茨城県取手市の営業所から材料をお分けしていますが、同時に自社で施工もしています。だから「その金具はその下地には効きません」「その順番だと足場をもう一度組むことになります」 といった話を、見積の前にお伝えできます。

保証の年数や条件は、この記事に書いていません

年数も条件も、制度と同じように変わるためです。書いた時点で古くなるものを載せると、かえってご迷惑をおかけします。 ご相談いただいた機種について、その時点の内容をお調べしてお伝えします。

お取り扱いの品目とお取引の流れは、こちらにまとめています。

お住まいの条件で調べます

現地調査とお見積りは、九州全域どこでも無料です。使える補助金があるかどうかも、あわせてお調べします。

現地調査・お見積り無料/しつこい営業はしません